The ONE® アジング よくいただくお問い合わせ
0.97です。
ナイロンやフロロカーボン、エステルといった、いわゆる従来のモノフィラメントラインとは全く異なるラインです。
素原料は従来のPEラインと同じ超高分子量ポリエチレンですが、従来のPEラインの編み込む製法ではなく、弊社独自の特殊製法で製造しております。
本製品はアーマードシリーズと製法も構造も異なる新しいラインで、感度と飛距離を追求しており、小さいアタリも逃したくない方におすすめです。
一方、アーマードは比重コントロール(本製品:0.97、アーマード:1.0)と耐摩耗性の高さが特徴のラインです。
滑りを良くするために、仕上剤的なコーティングはしてあります。
ラインスプレー等のコーティング剤は、実用上問題は無く、耐久性が上がるので効果的です。
以下、0.08~0.13号のアルティメットモデルと、0.2~0.4号のストロングモデルのそれぞれについてご説明します。
<0.08~0.13号のアルティメットモデル>
アルティメットモデル(0.08~0.13号)は、その細さも相まって、直結での可能性を広げてくれます。数十センチのリーダーを取り除くことにより、驚異的に感度が上昇し情報量が増えます。
しかしその反面、魚の急激なショックに対しては、瞬間的にドラグが滑り出す初期の負荷も高くなり、糸の破断強度を超えてしまう場合があります。
竿の調子やタックルのバランスが大きく関わってきますので、スリリングなやり取りを楽しむという考え方の方はチャレンジされたら新しい世界が見えてくるかもしれません。
基本的にはリーダーを付けることをお勧めし、安心できるのはFG等の摩擦系ノットですが、PEに比べて結束部が滑らないので、アルティメットモデルについては、実用上トリプルエイトノットでも十分釣りが楽しめます。
※理論上は結節部の強度が最も低くなり、そこから切れることが想定されますが、急激的なショックに関しては違う場所に負荷がかかり、結束部でないところから切れることがあります。
<0.2~0.4号のストロングモデル>
0.2号から上のサイズは、タックルバランスというより、ドラグの設定が肝となります。糸の強度が十分にあるので、急激的なショックに対しても対応でき、結束部が最も切れやすくなりますので、対象魚に合わせて、摩擦系か結び系のノットを選択してください。
<リーダーの材質>
アルティメットモデル、ストロングモデル、いずれの場合も比重の面からフロロカーボンをおすすめします。
<リーダー号数の目安>
以下の表を参考にして下さい。
The ONE (号) |
適合リーダー (Lbs.) |
エステル対比 (目安) |
対象魚サイズ (目安) |
---|---|---|---|
0.08 | 2~4 | 0.2号 | ~20㎝ |
0.1 | 3~5 | 0.3号 | ~30㎝ |
0.13 | 4~6 | 0.4号 | ~35㎝ |
0.2 | 4~7 | 0.5号 | ~40㎝ |
0.3 | 5~8 | - | ~50㎝ |
0.4 | 6~10 | - | ~60㎝ |
※タックルバランスに大きく左右されます。
目安として、糸単体の同等強度は、エステル0.3号に対して、The ONEでは0.08号になりますが、結節強度を考慮した実用面ではエステル0.3号に対して、The ONEでは0.1号になります。
以下はThe ONEとエステルの比較の目安表です。
The ONE (号) |
適合リーダー (Lbs.) |
エステル対比 (目安) |
対象魚サイズ (目安) |
---|---|---|---|
0.08 | 2~4 | 0.2号 | ~20㎝ |
0.1 | 3~5 | 0.3号 | ~30㎝ |
0.13 | 4~6 | 0.4号 | ~35㎝ |
0.2 | 4~7 | 0.5号 | ~40㎝ |
0.3 | 5~8 | - | ~50㎝ |
0.4 | 6~10 | - | ~60㎝ |
※タックルバランスに大きく左右されます。
個人の扱いやすさや使用感でも異なりますので、まず手始めにどれか1つ試しにお使いいただくとしたら、0.13号お選びいただけましたらこの製品の感覚がつかみやすいと存じます。
毛羽立ち等の糸の傷みが見え始めたら交換のサインです。
先端の方が傷みやすいので、数メートル引き出してカットしてご使用ください。
どちらも同系の見えにくいカラーなのですが、太くなるにつれて見えにくさが変化してくるため、0.2号以上は「ハーフゴースト®」というカラー名にしました。