プレッシャーの高い日中エギング、特に陸っぱりのそれは、細いPEラインが一般的になりつつある。
しかし従来のラインは結節強力が低く、コシがないため振り切れのトラブルも少なくなかった。
「もっと理想のラインを」という私の想いは日増しに強くなっていたが、PE原糸を編まずに張りを持たせて仕上げ、その理想に近付けたのがスーパースムーズエギングだ。
たとえばシーズン後半、低水温期の大型アオリイカは外洋にエサを求めることが多くなる。遠投して深く探るというシチュエーションが増えてくるが、こんなときこそPEモノシステムで仕上げた滑らかさが生きる。抵抗が少なく、よく飛んで沈みも速いので効率よく攻めることができる。
逆に深く探らない釣りをするにしても、水の抵抗が少ないラインは非常に有利に働く。フォール中のアタリを捉えるレスポンス、エギの沈下姿勢の改善、何よりもシャクる際の快適さが違ってくる。アオリーQエースやRSを筆頭に、総体的にエギのダート性能は以前より格段にアップしているが、このラインは水切れがいいので、より軽い操作でエギが動いてくれるからだ。
また、「編まない」ことで得られる利点はほかにもある。色乗りがよくて発色がいいため、オレンジはブラウン系レンズの偏光グラスでよく見え、高視認ホワイトはグレー系やイーズグリーンのレンズと合う。フォール中の微妙なアタリが非常に捉えやすくなった。滑らかな表面はノット時の食い込みもよく、フロロリーダーとの相性もいい。絡んだときもほどけやすいから、本当に言うことがない。これは、私のエギングを大きく変えたラインなのだ。